生活お役立ち隊 参加報告

生活お役立ち隊(養成講座) 参加報告

今回は、令和7年3月18日に千歳コミュニティセンターで開催されました「生活お役立ち隊(養成講座)」に参加させていただき、講話や体験を提供して参りましたので、その時の様子をご紹介致します。
この養成講座には、定員20名のところ31名と非常に多くの方々にお集まりいただき、地域の皆様の関心がとても高いことがうかがえました。
ご参加くださいました皆様には心より感謝申し上げます。

プログラムと感想

プログラム
・講話
 「認知症と情動療法 ~地域共生に向けて~」
・情動療法体験
  ①コーヒー療法
  ②レコード療法
  ③ブロマイド
  ④ノスタルジア

【講話】
講話の「認知症と情動療法 ~地域共生に向けて~」では、認知症とその行動、どのようにアプローチするべきか、情動療法の勧めなどをお話させていただきました。
「情動療法」は作業療法士により山形厚生病院で実践しているリハビリテーションの一環で、認知症の患者様の感情に訴えかけて問題となる行動を軽減していくという考え方です。
問題となる行動を軽減する事で、認知症をもつ方が地域で共生できる社会の実現を目指しています。

情動療法体験
情動療法体験では、コーヒー療法、レコード療法、ブロマイド、ノスタルジアを体験いただき、その効果を体感していただきました。
実践する中で、昔の記憶が蘇り、懐かしさに浸って皆様のとても良い笑顔を見ることができました。
また、体験の中で他の参加者との昔話に花が咲いている様子でした。

まとめ

今回の講座は、皆さんにお役に立てましたでしょうか。
昨今の超高齢社会において、認知症は避けて通れない問題となりつつあります。
認知症になっても地域とのつながりを作り、支え合える社会を作っていけるよう活動を続けていきます。

認知症情動療法は「エモテラカフェ」にて体験していただくことができます。
出張エモテラカフェも実施しております。
どこの地域の方でもご参加いただけますし、町内会等の行事で呼んでいただき実践することもできます。
ご興味のある方は、是非お気軽にご参加いただき、笑顔あふれる時間を共にお過ごしください。