「第6回 認知症情動療法 地域連携交流会」の実施報告

「第6回認知症情動療法 地域連携交流会」が終了致しました。
今回の交流会も、大変多くの方々にご参加いただきまして、誠にありがとうございました。
ここでは、当日の研修会の様子をご紹介致します。

認知症情動療法交流会は、藤井理事長の認知症情動療法に関する講演に始まり、作業療法士による認知症情動療法の事例紹介、ご質問やご意見を頂く交流会と続き、好評のうちに幕を閉じました。

今回、行政関係の方や山形市以外の事業所の方など、多職種多方面の皆様にお集まりいただき、充実した交流を実施できたのではないかと感じております。
皆様のご感想から、一部抜粋してご紹介させていただきます。

  • 在宅で介護されているご家族様は、要介護者との関係が悪くなっているケースも見受けられるが、当交流会の講演で聞いた情動に対しての働きかけにより、穏やかに暮らす事が出来るようになるのではないかと感じている。ご家族様へも認知症情動療法を紹介していきたいと思う。
  • 通っているデイサービスが楽しくないと感じており、地域のサロンに通っている方もいる。地域のサロンを気に入っているようだが、本人が好きな事を取り入れることで楽しめるのではないかと思う。講演の中で出ていた「五感への刺激」が大切だと感じた。
  • 講演の中で、脳の働きについて学んだことで、認知症の方の行動の理由も理解できた。
  • 山形厚生病院の交流会やエモテラカフェに参加し、地域で困った方がいたら、情動療法の考え方を広めたり、カフェへの参加を促したりしていきたい。

他にもたくさんのご意見を頂きました。
皆様、貴重なご意見、誠にありがとうございます。

今後もこのような機会を設けて参りますので、たくさんの方に認知症情動療法への興味を持っていただき、業務や生活に活用していただけましたら幸いでございます。

次回の交流会についても、開催を検討しております。
新たな情報は随時、ホームページを通して発信してまいりますので、是非ご参考にしていただきたいと存じます。

改めまして、ご参加いただきました皆様には、心より感謝申し上げます。
これからも、より一層の交流と発展、認知症の方との共生の実現を目指し、皆様と共に歩んでいけることを祈念致します。