訪問看護の経験も活かし、現在は副看護部長として活躍中
以前は在宅で看取るシステムが整っておりませんでしたが、私は在宅での看取りに興味があったので、訪問看護ステーションに務めて在宅看護を学んできました。山形厚生病院では、今まで訪問看護で培ってきた知識や経験から、認知症の患者様と関わる事において敷居を感じずに務めることができました。山形厚生病院は認知症の専門病院である為、症状などをうまく訴えることが難しい患者様もたくさんいらっしゃいます。その患者様の状態を読み取り、本当の症状を見出す「観察力」を養うことができます。
また、一生懸命お世話させていただくことで、ご家族様から感謝の言葉をいただくこともあります。看取りの看護をさせていただく時、ご家族様と一緒に患者様の人生の最期を共に過ごさせていただくことができるという経験は、一つの魅力だと思います。